My Memory

No,3.GAME.

「黒尾・・・?」
「えぇ。黒尾いいます・・・。」
・・意識が遠くなってるのが自分でも分かる・・。
血が流れてる・・・。頭が痛い・・・。・・・これは・・・俺がやったのか?
「・・・ははっ・・・。」
「・・・・・・。」
桃太郎?何だよソレ・・・震えてんなよ・・。

「あんた・・・」
黒尾が口を開いた。
「自分が桃太郎言うこと・・・自覚ないみたいやなぁ・・・。」
にやついた顔は俺の前まで降りてきた。
「自覚させたろか?」
「・・・あ?」
黒尾の手のひらが顔に近づく。触れていなくても冷たさが感じ取れる。怪しい気がした。ここで殺される。それも悪くない。狂い始めたんだ、どうだっていい。

「やめろっ」

白雪の怒鳴り声と共に何かを叩くような小さな音が聞こえた。
「・・・・これはこれは。白雪の坊ちゃん。」
「お前・・・何しに来たんだ・・・。」
「そんな怖いカオせぇへんでよ。」
怒りにみちた顔の白雪はさっきまでの白雪じゃなかった。
「・・・・まぁ・・・今日はこの辺にしといたるわ。桃太郎も見れた事やし・・・。」
そこまで言うと黒尾は俺に視線をうつした。
「こんななら・・・ここで殺しとく必要もなさそうやし。」
「!!」
「・・・・・あぁ、白雪の坊ちゃん。狐刳にも会うんやろ?<ハナコはまだ戻さへん>って伝えてぇや。・・・ほなさいなら。」

「・・・・で、説明しろ。続き。」
「・・・・・・・。」
急に真面目な顔になる白雪。
「・・・・何処まで話した・・・?」
「俺と鬼が戦うんだろ!!」
あ!と言う顔をして続きを話し始めた。
「さっき言った通り、君と鬼が戦うんだ。けどゲームはそれだけじゃないんだ。」
「・・・・。」
「鬼がほろんで何十年後かに君・・・桃太郎は死んだ。その時だ
、桃太郎が鬼から奪った宝、天、地、海、果、生、死、世。この7つ宝がバラバラに散らばったんだ。」
「・・・ソレを集めろってわけか?」
そういうこと。と言いながら白雪は立ち上がった。
「とにかく。君には犬、雉、猿の生まれ変わりを探してもらうよ。」
「・・・・は?」
「君のガッコに居るデショ??犬神小太朗、雉村吉野、猿谷公司って子達。」

「小太朗。」
「・・・・桃夜。どした?」
「いや・・・あんな・・・」

始まったゲーム。狂い始めた人生。勝のはどちらか。

・・・・・どなた様か文才を下さい・・・・・。

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